過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

本人訴訟で、損保ジャパン、弁護士三人に対して完勝した

裁判に勝った。相手方は、ガソリンスタンド。実質、損保ジャパン。相手方の弁護士は三人。こちらは、素人のぼく一人▲ディーゼル車にガソリンスタンドでガソリンを入れられて、廃車になったことの損害賠償の裁判であった。訴えてから、8ヶ月。2月6日に判決が下りた。

10年を超えた車は、すでに減価償却しているので、賠償額は新車の10%というのが、損保側の言い分。こちらは、最高裁判例を踏まえて中古車の市場価格で賠償せよと主張。諸費用や陸送代も。ETC、カーオーディオ、カーナビなどの付帯設備も賠償せよと主張▲さらには被告はほとんど謝罪もせず、なんら善後策を講じず、こちらは多大な迷惑を被った。その迷惑料=慰謝料も支払えと主張した。判決では多少は減額されたが、こちらの主張はほとんど通った。

交通事故など多くの場合、被害者は保険会社の提示する額に泣き寝入りとなるケースが多い。しかも加害者は、ほとんど謝罪してこない▲だが不満ならば、自分で裁判を起こせばいい。弁護士をやとわなくても、ネットで検索しながら書面をまとめていけば、こうして勝てるという事例になったと思う▲一昨年は、不払いの出版社を相手取った裁判では、簡裁も地裁も完勝、相手は高裁に上告したが、勝てないとさとって取り下げて完勝。今回も、完勝といえると思う。

判決は2週間すると確定する。その間に、相手が控訴すると、こんどは静岡地裁での裁判となる。まあ、そうしたら、また粛々とやっていく。なにしろ相手は、大手の損保ジャパンなので、マスコミにも取り上げてもらって、おもしろく展開していけるかも。