過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

またあの出版社を相手取って裁判になるか

「裁判を起こしたいので、助けてもらいたい」と電話があった▲都心の印刷会社の社長からだ。出版社の請負の仕事をして、請求書を発行したが、相手は「それは高すぎる、警察を呼ぶ、弁護士を立てる」として代金支払わないという。

聞けばその出版社(ニチレン出版)は、よく知っている。かつて、編集制作費を支払わないので、ぼくが訴えたところである▲その時には、相手は弁護士を立ててきたが、こちらは法律に詳しい友人の助けを借りて、戦ってきた▲一審(簡裁)も二審(地裁)も勝利した。相手はさらに高裁に上告したが、やがて取り下げてこちらは完全勝利した。相手は、全請求金額と法定利息も訴訟費用も支払うこととなった。

その出版社は、こういう未払いを起こしては、相手が相手が泣き寝入りするのをいいことに、平然と仕事を続けてきているようだ。まったく、懲りないな▲被害の遭った印刷会社は、訴訟を起こそうとにネットで検索してぼくのことを知った。その出版社を相手取って勝ったのであれば、そのときの弁護士を紹介してもらいたい、と。いや、弁護士は雇わないで、自力でやってきたというと、ではぜひ、協力してもらいたいという。

まだ事実関係をよく知らないので、断定はできないが、その出版社の嘘つきで不道徳的な体質はよく分かっているつもりだ▲恨みをもっているわけではないが、平然と嘘をついたりごまかしたりで、ちゃんとお金を払わないという会社は、やはり許しがたい▲ので、お役に立つのであれば協力させてもらうことにした。