過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

裁判の訴訟費用の請求の書類書き

いま裁判所に出す「訴訟費用額の確定処分の申立書」という手間なことをやっている▲なにごとかというと、昨年、ちかくのガソリンスタンドで誤給油されて、車をこわされた。賠償額が不当に少ないので裁判を起こしたところ、相手の損保ジャパンは弁護士を三人つけてきた。こちらは、ぼく一人であったが、きちんと勝利したんだ▲判決では、相手方が損害賠償の金額を支払え、訴訟費用の5/4を支払えということであった。すでに損害賠償の金額は支払われたんだけど、まだ訴訟費用の請求をしていなかった。

計算が手間なのでほうっておいたが、まあこれもゲームなので最後まで決着をつけなくちゃいけない。ということでやっと書きだした▲訴訟費用というと結構な額だと思われているけど、大したことはない。総額で4万2千円ほどだ。

ちなみに、訴えを起こすための費用は、1万円以下でできるよ(損害賠償の額にも依るけど)。弁護士を雇わないで、自分で書面を書いていけば、その他にかかる費用は、裁判所の往復の交通費くらいのものだ▲以下が、訴訟費用の明細──訴え提起手数料9,000円/書類の作成及び提出の費用 3,500円/訴状副本及び口頭弁論期日被告呼出状等送達・送付費用3,140円/原告口頭弁論期日出頭日当及び旅費(第1回ないし6回)25,500円/訴訟費用額確定処分正本送達費用1,072円。

流れとしては、この「訴訟費用額の確定処分の申立書」を裁判所に提出して、額を確定してもらう。それをもって相手側が支払えば完了となる▲訴えてから、ほぼ1年かかったことになる。勝ったことで気分はいいし、なにより裁判の体験という財産ができたことがうれしい。