過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

旬の野菜をいただける幸せ


きょうの収穫は、インゲン、トマト、ナス、トウガラシ、シシトウ、バジル

みんなツヤツヤ、いきいき、ぴちぴちしている。エネルギーに満ちている。
まさに「旬」だ

太陽をさんさんと浴びて、いまここで実っていたのだ。それをいただけるありがたさ。

トマトなど、スーパーで売っているのと比べたら、とびきり美味しい。水っぽくない、酸味が利いている。塩もマヨネーズも、なにもつける必要なし。そのままでおいしい。トマトそのものの味を楽しめるのだ。

これらの野菜をかんたんに料理して、いただく。満足なことこの上なし。

なにしろ、すべて自分で育ててきた。土を耕しせっせと水やりして、毎日、見守ってきたのだ。肥料だって、この数年かけて、生ゴミと糠で堆肥にしてきたものだ。農薬など、いっさい使っていないので安心だ。

トウガラシは、味噌とみりんと砂糖で、味噌トウガラシにした。これは、焼いたナスやインゲンにつけると、えらく辛いが、食はすすむ。インゲンは、胡麻和えにした。

バジルは、オリーブオイルに漬けて、サラダドレッシングに。キャベツにかけるとぱりぱりといただける。ナスは味噌汁に入れた。シシトウは、青じそと炒め、醤油とみりんとジャコを混ぜた。これもまた大いに食が進む。


夕方、畑に行くと、もうツバメもトンボもいない。蝙蝠が勢いよく舞っている。鈴虫やコオロギが鳴いている。田んぼの稲も実ってきていることだろう。はや秋の気配がする。

※スケッチは、収穫したばかりのシシトウ。そのまま焼いて味噌を付けていただく。