過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

大豆焙煎珈琲をだした

きのうはお客さんが三人。農業体験をしたいというので、訪ねてくれた。コーヒー豆が切れていたので、思いたって大豆焙煎珈琲をだした。それが好評。みなさん、おいしいとほめてくれた。

だまって出すと、これが大豆かどうかわからない。色も味はかなりコーヒーに近い。すこし苦いくと甘い。酸味はない。そして、とてもいい香り。

作り方はかんたん。大豆を焙煎してコーヒーミルで挽くだけ。ただ、焙煎にすこしコツがいる。深煎りにしすぎると苦いだけになる。浅煎りだと、たんなる〈きな粉〉になってしまう。

挽いた大豆の粉に熱湯を注ぐだけ。そのまま飲める。ただ、飲んだ後に、カップの底にどろっとした粉がたまる。これは、またスプーンで掬って食べられる。

コーヒーばかり飲み過ぎるひとには、この大豆焙煎珈琲、いいと思う。なにしろ完全無農薬・無化学肥料、自分で栽培して収穫した大豆だからね。

大豆はすごい。枝豆になる。煮豆になる。味噌にできる。豆腐にも油揚げにも。ハンバーグにも。おからも。そして、焙煎したらコーヒーみたいに飲める。楽舎の畑では、そろそろ実ってきた。まずは枝豆としていただく。