過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

事業に挑戦すると、スキルとネットワークが広がるのはおもしろいよ

すごい早起きだよ。1時半だ。
いつも3時頃に起きると、隣に寝ているあかり(7つ)に、ぐわし!とつかまれて、「起きないで。寂しいから、このままいて」とロックされる。が、今夜はつかまらずに起きられた。
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まずは寒いので薪ストーブに火をつけた。
5,000円のホンマのブリキのストーブに、2,000円の耐熱ガラスをつけて中の炎が見えるようにした。炎が見られるのは、なんとも幸せ。部屋全体が温まる。なんとありがたいことか。

薪が針葉樹の杉や檜なので消費が早い。次々と足しても、あっというまに、杉の束が燃えていく。

やはり冬の前に大量の広葉樹を集めておかないといけない。まあ、しかし、こうして薪があるだけでもありがたい。河原で流木を拾ってきてもいいし。伐採して放置してある森はもあちこちにある。
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いま集中しているのが各種助成金浜松市中山間地まちづくり助成金は、20ページも書いたよ。ベネッセも同様。昨日、提出した。

「青少年の自己探求支援基金」なんてのもある。「自分を知る」ことを重視している教育事業に対して助成を行う。小学生から大学生までの生徒、学生を主な対象とした日本についての「学び」の機会を提供する教育事業。「学び」には、自ら「読み、考え、傾聴する」を含み、学ぶ分野は歴史、思想、哲学、芸術、文学、社会科学、科学など幅広く捉え」とある。

ううむ、こちらにも応募してみようか。

その他「こどもみらい基金」だの「キャリアサービス 働く力応援基金」だの、検索していけばたくさんある。冠婚葬祭互助会の助成金もいま書いた。アーツカウンシルしずおか、はこれからだ。
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ただし、こういう助成金は、前提としてNPO法人のような非営利の法人であること。毎年の決算内容を広報していること。過去の実績があること。そして、なにより自分も含めてスタッフの給与は一切でないこと。いろいろ制限はある。

「おもしろそうだから、やってみよう」というノリでいいと思う。もしも採択されればそこから進めばいいし。流れに乗ればそのまま進んでいく。ダメならそれはそれで縁が切れる。そんなこんなで、この10年間、50事業はやってきたんだ。

なにごともそうだけど、事業に挑戦すると、スキルとネットワークが広がるのはおもしろいよ。そして、やってみないとわからないものだ。やってだめなら、それはそれでおしまい。そして、次がまたやってくる。