過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

あかりは、たのしいよー。創造的だよ

事務処理がたまっている。やってもやっても次々と書類がありすぎ。
決算やら助成金の申請やら、土地の名義変更やら裁判やら、介護施設の実地指導のための書類整備とか。

──事務処理は嫌だねえ。創造性はないし。やった感もないし。
  ああ、つかれた。いやだねえ。

そういう会話をしているおとうちゃんとおかあちゃん
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あかりは、ガシガシと音を立てて、なにか一所懸命に塗っている。
「あかりは、たのしいよー。創造的だよ」

──いいなあ。あかりは、たのしそうで。そういう人生をおくれるようになるよ。
たのしいことをしたら、いい道が拓けるんだ。

「でも、たのしくないこともあるよ。こうやって、色をがんがんぬっていくのはすごくたいへんだし。おとうちゃんだったら、もういや、やめた!ってなると思うよ。」
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まあ、そんなことで、あかりは、なんとかひとり遊びができるようになってきた。

寒いので、一日に何度(3回は入ってる)も風呂に入る。学校行かないから自由なこと。朝から風呂に入りたいというときには、おとうちゃんと一緒に薪に火をつけて団扇パタパタ。火吹竹でふーふー。
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寝る前には、「ざんねんないきもの事典」を読んで眠りに入る。おとうちゃんは、その前に眠っているけど。

「ざんねんないきもののいきざま」という講演会が、来月にあるというので申し込んだ。聴講できるようになった。

静岡大学浜松RAIN房から、こういう返事が来た。

この度は、「ざんねんないきもののいきざま」講演会にお申込みいただき、誠にありがとうございます。
あかりさんがざんねんないきものの本を毎日読んでおられるとのことで、今泉先生の講演会のご案内が出来たことを心から嬉しく思っております。