過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

担任の先生が毎週、訪ねてくれる

「あかりさん。学校ではこんなことあったよ。こないだ、おんぶバッタをね、Aさんが、いっぺんに二匹も捕まえてね。」

そんな話をしながら、先週、持ってきてくれた漢字書き取りのプリントを見ながら教えてくれた。
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「先生は、漢字をちゃんと書けたことに対して、二重丸をあげたいです。でも、細かいところもチェックしたほうがいいんだけれども。
ひとつ一つ直すと、減点されてしまうようでやる気を無くす子もいるのよ。それで、先生は悩むんだけれど。どうする、すこし直してもいい?」

あかりの書き取りの「ハネ」とか「ハライ」のミスを直してくれた。相手の達成感、やる気をみて教えてくれる。

「きょうは握力計を持ってきたので作成しようか。なんと、Mさんは11キロ。先生は昔ソフトボールしてたので50キロあったんだよ」
あかりは、7キロだった。
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学校に行かないことを決めたあかり。ありがたいことに、担任の先生が毎週、訪ねてくれる。校長先生も理解が深い。

そんなことで、また来週、来てくださる。校長も心配してくれている。

こちらで日々、学習の進捗と暮らしの出来事をクラウドに入力している。それをちゃんとアクセスして読んでくれてコメントも書いてくださる。こんどは、あかりを連れて校長先生をお訪ねするつもり。