過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

朝から、ワイン飲んでる。たまにはね。

いつも2時か3時に起きるんだけど、今朝は疲れて7時だった。
なにしろ昨日は往復100キロ以上の運転。

静大で「ザンネンな生きもの」の今泉先生の講演を聞いた。150名ぎっしりの教室の換気の悪さにぐったり(話はとても良かった。で、マスクしないのはわたしらだけ)。
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喫茶「香爐」のママが移住した古民家を訪ねて、しばし談話。「こうしようという考えはない。縁に生かされる。なんの不安もない」
その言葉に共感。香爐のシンボルみたいなおっきな古時計をもらってきた。

それから、義父の家を訪ねて、お米30キロを50袋も運んだ。1500キロもだよ。もう今年は、米作りは最後かなあ。継承の道作り、企画しなくちゃ。3町歩も田んぼあるので、貴重だ。
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帰りは、サンストリートというショッピングセンターによって、サイゼリヤで食事。サイゼリヤはすごいな。安いし美味しいし、メニューが豊富。店員の動きも俊敏。

20年くらい前、サイゼリヤの社長を訪ねて取材したことある。東京理科大の学生の時に千葉の市川に第一号店をに出している。すごいことだ。以来、ファンになっている。ワインのマグナムのボトル2本、買ってきた。

そうして、遅く帰宅して寝た。
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そして朝。7時になると「すみれの花の咲く頃」のメロディーが鳴るのが春野町。なにしろタカラヅカをつくった白井鐵造の生まれたところだからね。

その前に起きようとすると、あかりが「だめー」とぐわしと抱きついてくる。「鳴ったら起きるからね」というと、すこし納得したようだが、メロディーが鳴っても、グワシッとつかまえられる。
「あれ、もう鳴ったよ。約束したじゃん」といううと、「鳴ってない、鳴ってない」と言い張る。

そんなこんなで、とにかく起きて、薪割りして薪ストーブに火を点けるとあかりも渋々起き出す。
「あたたかくなったねー」と。しかし、いつもそうだが、あかりは半袖一枚、下は半ズボン一枚。一年中、裸足。
「おとうちゃん、もっと焚いて、もっと暖かくして」
また、薪割りがんばった。
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康ちゃんは、ヴェトナムの友人が帰国して、おみやげいっぱいで動けないと言うので、早朝クルマで迎えに行った。

まあ、そんなことで一日が始まる。きょうは、のんびりしたい。仕事、山積みだけどね。朝から、ワイン飲んでる。たまにはね。