過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

毎日、遊びの創作ということになる。子育ては、自分自身へのチャレンジ

おにごっこやろー。かくれんぼやろー。
いやだーといっても、手を思い切り引っ張る。許してくれない。
おとうちゃんは、体力がないのですぐに疲れる。走るのはつかれる。鬼になって探すのも疲れる。じっと隠れるのも疲れる。
なにより、おんなじことを繰り返すのは、耐え難い。
-------------
なるたけラクしたい。机の上であそびたい。
こちらは、見守るだけにしたい。
できれば、あかりがひとりであそんでいる。それを見守っているだけがいい。
アニメなどの映像を見せるとラクなんだけど、そればかり続けられない。新しいなにかをつくりだす、発見しつづける子供になってもらいたいから。
できれば、絵本を楽しめる子になってもらいたい。
まだ自分だけでは読めない。おとうちゃんが読む。でも、声を出して読み続けるのはつかれる。
なにより、おとうちゃん自身が楽しくないと疲れて続かない。
楽しいというのは、瞬間瞬間、創作的であるということ。
--------------------------
じゃあ、なにがいいかなあ。なにしようかなあ。
そうだ、ダンボールアートだ。新聞紙だ。
ダンボールを切ったり貼っつけて、フィギアを作る。絵本を作る。次から次へと。
材料は、廃材の段ボール。新聞紙。無限にある。
カッターとハサミと、セロハンテープとのり、そしてクレヨンがあればいい。
ひとつ見本を作る。あかりはそれを進化されていく。どんどんと複雑、かつグロテスクにもなっていく。またあるとき、それをつぶしてまっさらにしてしまう。そんなことの繰り返し。
こうして毎日、遊びの創作ということになる。子育ては、自分自身へのチャレンジ。

f:id:ichirindo:20201020202553j:plain

f:id:ichirindo:20201020202549j:plain