過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

あかりを通して、身体の動きを習得していくことができるわけだ

妻が退院して、16日目。つらくて、寝たり起きたり、横にもなれず電動ベッドを斜め起こして、咳をゴホゴホしながらの日々。

今朝は「やって眠れたような気がする」と言う。眠ることができるのが、一番の回復の道だなあ。
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あかりを寝かしつけるのは、おとうちゃんの役目。20時になるとベッドに入る。とはいうものの、これがなかなか眠らない。ごそごそ動き回ってる。

「おとうちゃん、足の裏もんで。そこじゃない、ここ。もっと下。こんなふうにもんで。そうじゃない。うん、それでいい。もっと強く」

はいよ。もみもみしているうちに寝てしまう。でも、なかなかこれは疲れる。
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昨日は新しい方法を試してみた。うつ伏せにして、足の裏やかかとを押す。すると、体が上下にゆるゆると揺れる。これは気持ちがよさそうだった。おとなしくなった。

あとは、腰のあたりに手をやって、左右に揺らす。これもいい感じ。なによりもお父ちゃんがラク。この方式で、10分くらいで眠りに入ることができた。

こうして、あかりを通して、身体の動きを習得していくことができるわけだ。