過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

たくさん笑って、たくさん泣く。

子どもは、いつも遊んでいる。
たくさん笑って、たくさん泣く。

風船を膨らせませてあげた。
遊んでいる時に、パチンと割れた。びっくりした。
─あかりちゃんは、びっくりしなかったよ。
─それは、すごいね。たくましくなったね。おとうちゃんは、びっくりしたよ。
─あかりちゃん、大人でしょう。お父ちゃんはびっくりしたんだから、子どもだね。

そう楽しそうに笑った。
でも、ナポリタンを食べていて、ミートソースをこぼして着物をよごして、お母ちゃんに叱られた。それで大泣きしていた。