過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

謎の犯人が取っちゃったのかもしれないよ

あかりを、毎朝、保育園に連れて行く。昼には、お弁当もっていく。4時には、保育園から連れて帰る。これがおとうちゃんの日課
「お弁当だよー」と言うと、あかりは、ニコニコして飛んできて「ありがとう」と持っていく。
保育園に行ったついでに、部屋に入って絵本を読んだりして子供たちと過ごすこともある。だいたいは、子どもたちは、あかりを入れて2〜3人。そして、保育士さん1人。
こないだは、Sちゃんがおもちゃの車のタイヤを全部外してしまい、困った困ったとみんな言っている。「誰が外したんだろう」とみんなで言っている。
するとあかりが立ち上がって、「謎の犯人が取っちゃったのかもしれないよ」と言う。
「謎の犯人」なんて言葉、よく出てきたものだ。
「うわっ、謎の犯人ってだれだ。はやく出ておいで」。
そんな謎の犯人探しをしていた。
すると、Aくんが、「はい、謎の犯人はぼくです」と名乗り出た。
「なあんだ、君が謎の犯人だったのか」。
「いや実はウーパールーパーだったんです」。
そんなふうに、遊んだりできるのはたのしいこと。一つ一つが輝く瞬間の体験。日々変化していく日々。

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