過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

競売物件を落札した。さて、これからの行動。

桜並木も美しい、清流の気田川はすぐそば、コンビニも徒歩1分、郵便局も徒歩3分。車も50台以上は、ラクラク駐車できるスペースがすぐ近くにある。しかも、事務所から美しい散歩道を徒歩10分。
そんな競売物件を落札した。400坪の土地。貨車3両、4畳ほどのコンテナ10棟、50坪ほどの大きな屋根付き倉庫もある。
競売物件は、市場価格の2〜3割くらいの価格で購入でき。けれども、いろいろと問題はある。
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いちばん厄介なのは通路だ。公道からの通路が公的なものか私的なものか、山里ゆえにわかりにくいところがある。そこをまずクリアーしなくてはらない。
次に、元の所有者(名義変更はこれから)の残置物(物置やら工具やら大量のゴミ)。法的に、勝手に処分できるのかどうか。
元の所有者に電話で挨拶して、経緯を説明。あるいは、訪ねていって話しあうことになる。
鍵を渡してもらって、中のものを貰い受け、一人でコツコツとゴミ処分していことになるか。チェーンソーとか工事の道具とか、なかなか貴重なものもありそう。
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鍵を渡してくれなければ、合鍵を作って処理することになるか。
法的には、どうなるだろう。コンテナの明け渡しを完了するように請求する。おそらく、応じない。そうなると、残置物の撤去の強制執行、さらには損害賠償も可能かもしれない。
その損害金債権に基づいて、残置物の動産執行を行うことになるのか。そんな手間のかかることはしたくない。穏やかにいきたいところ。
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次に、隣家に挨拶する。経緯の説明。土地の境界を明確にしていく。このあたりも、スッキリいくかどうか。これまで隣家が自分の土地と思い込んでいたが、じつはちがっていたとか、問題が出てきたりする。
そこで、まずは法務局に出かけて隣地の謄本を取った。公図を元にして、隣家と確認して、境界の杭を打っていくことになる。
問題は、地元にいない土地所有者だ。電話番号を探し出して、やりとりしていくことになる。時間はかかりそう。
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いちばんのねらいどころは、名義人が地代を不払いのまま放置してある隣接した不動産(24坪の事務所)を、譲渡してもらえるかどうか。さらに底地を買えるかどうか。
そのままだと、土地も建物も死んだままになってしまう。そこを活かたい、なんとか活用しようと思っている。
この400坪の土地、さらには24坪の事務所をつかえれば、親子のワークショップ。子供の遊び場、地域のフリーマーケット、気楽な寄り合い場など、使いみちはたくさんある。
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ともあれ、この過程で、いろいろ物語が出てくることになりそう。以上、自分の頭の整理のために書いてみた。f:id:ichirindo:20190216025709j:plain
 

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