過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

湿気が少ないと、とてもからだがラク。気温が高くても過ごせるものだ。

いま事務所は37.5℃ エアコンは付けていない。ありがたいことに、ここは風通しがいい。湿気が少ないのだ。

湿気が少ないと、とてもからだがラク。気温が高くても過ごせるものだ。

いっぽう湿気が高いと、これはたいへん。わがやの方はというと、山裾なので、山からの水分が下りてくる(水は高いところから低いところに流れる)。なので、湿気が高い。杉の木がたくさんあって風も通りにくい。カビも生えやすい。体の負担感が随分とちがう。暮らすなら湿気のない所、こが第一。そして、日当たり。風通し。こういうことは、暮らしてみて、はじめてわかることだけど。

西インドの砂漠のちかくを旅した時、気温は40℃を超えた。炎天下を10メートルも歩くと、めまいがして倒れそうだった。タクシーやバス窓を開けると、ドライヤーのような熱風が襲ってくる。

けれども、インドは湿気が少ない。日陰にいくと涼しい。大きな木の下は心地よかった。木陰で風に吹かれて、くつろいでいられた。昼寝に最適だ。

ブッダ菩提樹の下で瞑想して悟りを開いたというが、巨大な菩提樹の木陰で瞑想するという心地よさが実感できた。しかも、ネランジャラー川が近いので、川からの風が通って、きっと心地よかったろうと思われた。