過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

傘を持ってブルーベリー摘みに行く

傘はさすもの。雨よけ・日よけのときが出番だ。けれども、逆に使う方法もある。

「受け皿」として使うのだ。あるいは、柄でなにかを引き寄せるなど、使いみちはたくさんある。

ということで、今朝は、傘を持ってブルーベリー摘みに行く。朝の6時に出発。山の中。片道クルマで20分。

傘を持っていくのは、日よけでもない、雨よけでもない。傘を皿のようにしてブルーベリーの実を受けるためなのだ。シートを敷く方法もあるが、なにしろ斜面なので。そのまま転がっていってしまう。

ブルーベリーは、摘むときに、ぽろぽろとこぼれて落ちてしまうことがよくある。そこで傘の出番となる。枝の下に傘を広げておいて、摘む。そうすると、どこかに転がっていく心配もない。

ただ、狭く繁茂した枝の下に置くので、どうしても傘の骨が折れたりする。雨よけとしては、もう使えない。しかしわがやには、いつかまとめて捨てようと思っていいた傘がたくさんある。こうして、ブルーベリー摘みに活用できるとは思わなかった。