過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

後継者を求めている。お茶農家から相談を受けた。

後継者を求めている。お茶農家から相談を受けた。

そこは集落全体で、有機農法でお茶を栽培している。完全無農薬。輸出がメインということもあって、増収増益である。

その集落のなかのお茶農家が、後継者を求めている。広さは1ヘクタール。機械も道具もすべて揃っている。保証はできないが、年収は200万円くらいは、いけるのではないかという(手取りか税込みか聞き忘れた)。

収入が低くても、安定的な収益が見込めるというのは、田舎暮らしの必須の要件だ。安定した収入をベースに、いろいろな創作活動、木工やら陶芸やら、自然のものを活用したアートなども楽しめる。

その他、ニッチな仕事は、いろいろ見つけられると思う。若いうちにトライすれば、可能性はたくさん開けてくる。

行うのは栽培と収穫。営業をする必要はない。製茶組合が、すべて買い取ってくれる。いそがしいのは、一番茶の収穫の5月。そして2番茶の7月。

さて、どれくらいの労働量なのか、どれほどたいへんなのか。そこは、ぼくにはわからない。が、多くの農家は土日だけでやっている。お茶とシイタケの栽培、田んぼ、そして林業。複合的にやっている。

ぼくも若ければ、トライしてみたかったかも。お茶栽培をベースにして、林業だって、田んぼだって、陶芸も、木工も、自分で家づくりも……と。

当面の問題は、空き家がその集落にないこと。家が見つかるまでクルマで通うことになる。わがやから40分くらいかかるところ。

新規就農支援の活用、移住補助など、いろいろ複合的に活用していくことも可能かもしれない。やってみたい、関心があるということであれば、池谷まで連絡を。info@raksha.jp.net