過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

稲の状態 たぶん10月に稲刈り

稲の状態。晩稲(おくて)なので、これから花が咲いて実ってくる。完全無農薬でったくの無肥料。土と水の力だけで育ってきている。育ち方のバラつきは、水の温度(田んぼの水もちの差)などいろいろな要素がある。

心配していたイモチ病は、なんとか克服して蔓延していないようだ。ひとつ安心。それから、青立ちといって実りのない稲の心配もあったが、それは早稲のコシヒカリの種籾と晩稲のサガビヨリが混ざっていたためだと思う。

おそらく10月下旬の刈りとりになる。目標は700キロといきたいところ。

ただ、その前に台風がくると倒れてしまいそうで心配。多くの農家が早稲(とくにコシヒカリ)を植えるのは、台風前に刈り取ることができるからだと思う。はやいところは8月に収穫している。

台風、豪雨、日照り、長雨、急激な冷えなど、数々の試練がある。なんとか工夫したり努力するけど、自然にはかなわない。そういうことが、田んぼをやってみて体でわかってくる。