過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

気賀の長楽寺を訪ねた

ひさしぶりに気賀の長楽寺を訪ねた。あかりをつれて、遊びのような気晴らしのような、そして雑誌の取材も兼ねてであった。

お寺にはこんな立派なオルガンが2台も寄進されていた。先日は、オルガンコンサートで100名余が集ったという。

空き寺の管理をしてくれる人をさがしてほしい、と鴨江寺さんに聞かれて、親友の吉田真誉さんを紹介させてもらったのが2年前だった。

かのじょは、れっきとした泉涌寺派(真言宗)の僧侶で、出家して20年余となる。お茶もお花も仏画も描く。東大寺で個展も。

彼女が大学生時代からの友人だが、なにしろ人柄が明るい。身体を通して密教の魅力を実感している。

彼女の魅力で長楽寺が喜んでいると感じる。なによりも仏様が喜んでいるように思う。やがて祈りが充満した素晴らしいお寺になっていくことと思う。