過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

田植えに向けて、段取りがたくさん

田植えに向けて、段取りがたくさん▲休耕田は徹底してトラクターで耕耘。それから、川の水を引いて代かき。種籾から苗を育てる。アイガモ用の檻をつくる。そして、田植え。すぐに電気柵と網を貼る。そして、アイガモを田に放すという流れだ。

きょうは、こんどあらたに借りる2反(2,000平米)の田んぼの契約をむすぶ。種籾の道具の手配。アイガモの手配▲熊本の「原田アイガモ孵化場」に40羽、お願いした。1匹500円。6月1日に孵化したところで、すぐに送られてくる▲2週間くらいわがやの庭で飼育する。キツネやトンビ、イタチに襲われないように、ランが番をする▲田植えは、5月末なので、アイガモを田んぼに放すのは、6月中旬になる。

熊本の「原田アイガモ孵化場」の原田さんと、電話。はじめは迅速なやりとりじゃなかったので、すこし面倒だなあ、と。でも、まてよ。なにかおもしろそうなひとじゃなかろうか……と思って、いろいろと聞いていったら、たのしいお話がたくさん▲アイガモの飼育は25年。世界アイガモフォーラムにも出席し、インドやバリやベトナムでアイガモ指導にもいく▲今年80歳。50年前に青年海外協力隊でマレーシアで仕事をされていたという。かの自然農の仙人「藁一本の革命」で有名な福岡正信さんにも、アフリカでお会いしたことがあるという。