過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

いよいよい田植え開始

本日の田んぼ作業。水漏れ田んぼをどうしようと、みんなで会議。「畦塗りをやりなおそう」「土を盛って沢の水を迂回させて水温を上げればいい」「あぜ板なみを打ち込めばいい」「代かきをやりなおそう」。さて、どこから手を付けたらいいか。

具体的にやってみよう。まずは、一つの田んぼは「あぜ板なみ」を打ち込んてみる。みんなで作業開始。サイクリングのついでに寄ってくれた山口さんにも参加してもらう。かれの登場で、とたんに明るく威勢よくなってきた。

幅30センチの「あぜ板なみ」をつないで、30メーターにわたって打ち込む。しばらく水の様子を観察していると、どうも水漏れは大きく解消したように感じられた。これをすべての田んぼに打ち込んでいけば、よさそう。しかし、問題は費用はかかることだが。

残る田んぼは4つ。それぞれ、やり方を分けてみた。沢の水の迂回路をつくる田んぼ。畦塗りをする田んぼ。そのまま放置の田んぼ。いろいろ試して観察していくことにした。

そうして、いよいよ田植えだ。一つの田んぼには、13箱の苗を植えていく。ところが、いつものことで、問題が出てきた。田植機から油漏れ。これは困ったが、すこしくらいの油漏れは無視することに。田植機がまっすぐに走らないので、植えた苗の道はうねうねと曲がっている。まあ、これも素人らしくてご愛嬌ということに。代かきをやり過ぎて、土が深くて柔らかいために、苗を植えても流れてしまう。これは、あとで手で補植することに。

ともあれ、2枚の田んぼの田植えが終わった。明日は、残る3枚の田んぼの田植えだ。うまくいけば、明日で完了。電気柵と網を貼って、アイガモのヒナの到着を待つことになる。