過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「神社・寺カフェ」は2回目の展開へ

「神社・寺カフェ」の最終日▲きょうは、法林寺で口称念仏、大昌寺で東北大震災の映写会と防災寺子屋の語りあい、泰月院で軟酥の法という白隠禅師の瞑想法、永源寺ではお弁当を食べながら和尚とのゆったりした語りあいが行われた。

今回の「神社・寺カフェ」に参加した寺社は、25のお寺と3つの神社。各寺社の参加者はざっと600名。主催者なので、ほとんどすべてのお寺のイベントに参加。ざっと移動距離は1200キロくらい▲多くの参加者から、ぜひ継続してやってもらいたいとの声があった。寺社のほうも、はじめての試みなのでとまどいながらも、新鮮な体験で喜んでもらえた。マスコミの反響も大きくて、テレビやラジオ、新聞でも取り上げられた。

さて、継続のためには、経費の捻出が課題だ。パンフレットの印刷費、ホームページの制作費、もろもろの郵送費やガソリン代。だが、参加者や寺社から協賛金をもらうレベルには至ってない。かといって自己資金での継続は難しい▲ということで、民間や行政の助成事業に応募していくことになる。あと2〜3回は、それでつないでいく。そのあとは協賛金や広告収入で賄う方向だ。

そんなことを思いあぐねていた矢先、今朝、「一般財団法人 浜松まちづくり公社」から連絡があった。28年度「まちづくり活動助成事業」に採択されたのだ。これで「神社・寺カフェ」の2回目は、秋に展開することになる▲こんどは、おそらく50寺社が参加することになると思う。それに向けて、まちなかトークを連続5回くらいおこなう。まちなかでお坊さん、神職の話を聞いて語り合えるフィールドをつくっていく。