過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

手放すことで、次のものが手に入る

お父ちゃん、今月もおつかれさん。かんぱーい。……あかりの笑顔で、疲れが吹っ飛ぶ。

あかりの目の前に何かを置くとすぐにつかむ。別のものをつかみたいとき、いまもっているものを離さなくちゃいけない。今まではそれができなかった▲近ごろは「手放す」ことを覚えた。手放すことで、次のものが手に入る。握りしめていたら、次のものが手に入らない。それを習得したようだ▲なにかをつかむためには、いまあるものを捨てる。捨てると手に入る。捨てなければ手に入らない。あかりから、学ぶことが多い。