過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

即興の演歌が法話になる和尚  龍雲寺に桐畑守道住職を訪ねた

自然のすがた、出会った人をテーマに、即興の演歌が法話になる。「生きているとは、当たり前のことではない、朝目覚めて生きていることに感謝しよう」と歌う。お経をよんでいて、それが浪花節が入ってくる。さながらゴスペル法話だ。禅宗の修行道場の可睡斎の名物和尚として知られた。

龍泉寺に桐畑守道住職を訪ねた。写真のようにとても人なつこい和やかな雰囲気。庫裏は近ごろ完成したばかり。材木はすべてが自家調達。境内地にあった樹齢250年の杉の大木を和尚が伐った。10年間、自然乾燥させてそれでお寺を建てたという。境内の巨大な岩も住職が運んだ。また、いつでも訪ねられるたのしいお寺が増えた。

「神社・寺カフェ」の参加日は、3月25日の10時から15時まで。本堂でお経をよんで、円座になって住職との楽しい語らいという企画。浜松市浜北区根堅371-1 龍泉寺 TEL 053-583-1168