過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

多彩な方々が、次々と訪れてくれるようになった

加藤さんが遠路、きょうもきてくれた。昨日つくってくれたロストルで、ピザを焼いてくれた。ピザ生地は大ちゃんが担当。おいしく焼けた。ちょうど栗林さんがいいタイミングで来てくれて、仲間に加わる。インドで工場を立ち上げた話などをしていると、山路くんが、鶴田さんを連れて来てくれた▲鶴田さんは春野町で山繭をそだて、生糸で機織りをしている。山繭はクヌギのような葉っぱで育つ。一つの繭から1キロメートルの生糸がとれる。山繭は鮮やかな緑色をした繭を作る。布は、そのままでも薄緑色に輝く▲みんなで炉とを囲んで語らいをしていると、後藤さんが来訪。銘木材の倉庫と製品作りをしたいという方だ。春野で家探しをするなら、池谷のところと聞いてきたという。使わなくなった茶工場とか、製材所を借りて仕事をするのがいいねと話した。夫婦で春野町で暮らしてもいいと言っておられた▲こうして多彩な方々が、次々と訪れてくれるようになった。この小屋は、そういう語らいの場になってゆく。