過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「カフェ・ド・ドゥーニー」と名付けた

「カフェ・ド・ドゥーニー」と仮に名付けた。ドゥーニーというのは、古代インドで火の儀式をするときの炉をいう▲炎のなかに神々を召喚して、供養を捧げる儀式だ。ちょっとしたホーマ(護摩)を焚ける聖なる空間になりそうな気配▲おばあちゃんたちと焚火を囲んで唱歌を歌う寄り合い場にも。炭焼きのときの語らいの場にも。瞑想と祈りの場にも。

大ちゃんが、炭焼き窯の下に、焚火ハウスをつくりはじめた。雨の中、せっせと間伐材をあつめ、岩を運んでセメントを流し込む。炎を囲んで語りあえる場所にしようということで、山の斜面を活用して炉に▲なんと、うちの庭に打ち捨ててあった鉄製の五右衛門窯をその上にかぶせた。虚無僧みたいだ。穴があいているので、ちょうど煙突になる。鉄窯が熱せられると輻射熱で温かい。チャパティやナンも焼けそうだ。