過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

楽舎の学校〈らくあんトーク〉第一回目

楽舎の学校〈らくあんトーク〉。第一回は、「中国の電気自動車事情」として、後藤正徳さんに語っていただいた。後藤さんは、ホンダとヤマハで35年間、エンジンなどの技術開発や知的所有権の仕事に携わってきた▲帰国した時の拠点として春野に住みたいということで、楽舎に相談に来られたことがきっかけで今回のトークイベントとなった。

6年前より中国山東省にわたり、いま熱気を帯びている電気自動車の制作・販売プロデュースしている。いま76歳。70歳で中国にわたって新しくビジネスをされている実践力、開拓精神がすごい▲中国語は、ニーハオ(こんにちは)とシェーシェー(ありがとう)とツァイチェン(さようなら)しかできなかったといいながら、中国での暮らしを楽しんでおられる。中国人の奥様もとっても明るくて楽しい方だ

参加者は17名。焼津、豊橋、磐田、袋井、まちなかから、はるばる2時間も3時間もかけて、おいでくださった。一人ひとり自己紹介していただいた▲婚約したばかりのご夫婦、フォトグラファー、家具作家、ひとりで1町歩もの畑を耕している新規就農の女性、道の駅づくりの仕掛け人、有機農業、公務員をやめて起業したばかりの人、地元の方など、多彩な顔ぶれだった。こうして、それぞれの出会いが起きてゆくことが、次のまた新しい企画につながってゆくたのしみ。