過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

田んぼにタニシがびっしりと

除草剤を使わない田んぼづくりをしている。日々、いろいろな生きものがあらわれる▲まずは、サワガニとイモリ。赤い腹のイモリは、すくすくと大きく育っている。今朝は、田んぼの底をよく見たら、タニシがびっしりいた▲タニシは巻き貝の一種。大きさは数センチ。泥の中の有機物を食べている。水槽いれると、コケを食べてくれるので、そうじの手間がはぶける▲むかしは食用にした。ベトナムを旅した時、路上で料理されているのを食べたことがある。甘辛煮でおいしかった

毎朝、デッキブラシで雑草(コナギ)をこすり落とす作業をしている。裸足で田んぼにはいると、タニシがたくさんいるので、足の裏が痛くなるほどだ▲除草剤を使わない田んぼは、まさに生物多様性の土壌。日々変化していく生きものたちの生態。その観察もまた、たのしいところだ。