過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

いよいよ稲刈り

明日、日曜日の9時から稲刈りを行います。お手伝いしたい方、見に来たい方はどうぞ。

場所は、楽舎で借りている2反の田んぼです。
春野町の久保田というエリア。春野文化センターの先の宮川橋をわたった左側。国道に面しています。https://www.google.co.jp/maps/@34.991553,137.8915811,704m/data=!3m1!1e3?hl=ja

このエリアは、ほとんどが耕作放棄地。その休耕田を楽舎が春先から借りて、田んぼを蘇らせました。初の収穫です。
完全無農薬、無肥料。ほかにも、2反の畑で大豆を栽培しています。食の安全、生物多様性というところもみています。

収穫の予想は、およそ600キロ、10俵です。ちなみに、大豆は200キロの予想。予想なので、実際にはわかりません。

除草剤をいっさいつかわないので、夏の草取りは、毎朝5時から2時間近くかけて、一ヶ月半、行いました。ほとんど休まずに、4名が毎日。

稲架掛けといって5段の杭にかけて乾燥させます。5段ですから、かなり高いです。いまではほとんどコンバインで刈るので、こうした風景はなかなか見られません。

目新しいのは、次の点。
・過疎地の春野で耕作放棄地の蘇りを移住者たちが行っている。
・完全無農薬の米作り。
・移住者が地元の人に支えられての米作り。
・いまどきめずらしい五段の稲架掛け。
生物多様性のフィールドに。

今後の展望としては、まちなかの農業をしたい人、米作りをしたい人と力を合わせて、春野の耕作放棄地を蘇らせていこうと思います。なにしろ過疎地は、耕作放棄地ばかりですから。休耕田、お茶畑など。さらには、放置竹林などは、炭焼きで活用します。

安心・安全な食の確保がとてもたいせつです。
さいわい春野にはたくさんの耕作放棄地があります。
そして、仲間と一緒に農業をするのは、とても健康的で楽しいことです。心身の健康、仲間づくり、としても農業は楽しい世界。
そして、無農薬だと、いろいろな生きものたちがやってきます。アオサギ、カモ、セキレイ、イモリ、ヘビ、カエル、タニシ……など。

詳しくは、炭焼きと田んぼのブログです。5月くらいの日記から耕作と栽培の流れがわかります。
http://d.hatena.ne.jp/ichirindo/searchdiary?word=%2A%5B%C5%C4%C8%AA%A4%C8%BF%B9%5D