過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「いにしえをつなぐアーティスト」のトークイベント

きょうは「いにしえをつなぐアーティスト」のトークイベント。勝坂神楽、浦川歌舞伎、川合花の舞の保存会の方々にお話をお聞きした。参加者は40名ほど。みな熱心な方たちであった▲勝坂神楽は400年、浦川歌舞伎は150年、川合花の舞は700年という長い歴史をもつ祭である▲佐久間のほうでは今朝から大雪の中、浦川歌舞伎と川合花の舞の方々が来てくださった。勝坂神楽の大石さんは、朝、わがやに来てくれて一緒に車で移動した。

ぼくが司会、インタビューさせてもらいながら進めた。即興で、勝坂神楽の大石さんは伝統の五穀豊穣の歌をお願いした。川合花の舞の平賀さんも歌を、そして神官の方が、舞も披露してくださった。浦川歌舞伎は、広野さんが勧進帳の口上を披露してくれた▲数百年の伝統の響きや舞というものは、さすがだなあと思った。神さまに捧げてきた音というか、祈りや願いの結晶した響きのようなものを感じた。