過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

田舎暮らしのハードル

ノシシやシカの現れる山里暮らしってさぞや不便では、と思われるけど、そうでもない▲なにしろネットが発達しているので、サイバー空間で世の情報は得られる。買い物はほとんどAmazonで済む。たまに楽天とグルポンかな。翌日には、宅配してくれる▲野菜はご近所からいただいている。こないだは投網で鮎がたくさんとれた。ま、肉や魚はほとんど食べないので不便はないけど。

友達つながりもFacebookがある。やりとりは、遠方でも海外でも無料通話のSkypeでやっている。ビッグデータの受け渡しもSkypeで。LINEはまだやってないけど、無料で携帯がかけられる時代だよね▲病院はというと、待ち時間のかからない町医者がちかくにある。医薬分離してないので、薬もすぐに出してれる。緊急の事態になったときは、30分以内に大きな病院からのドクターヘリが近くの川原に降りる。

ただ、たまには街中に行きたい。講演会とかコンサートにはよくでかける▲そんなときは、片道50キロ、車で1時間半。ガソリン代がかかるよね。でも、たまにでかけると、きれいな女の子が歩いているのがとても新鮮。なにしろ山里は、おばあちゃんばかりだからね。

そんなことで、緑の自然の中にいて、のんびりしながら、情報はネットで得るというのも悪くない。お金を使うところもないので、山里暮らしはオススメ。年に100万円で暮らせると思う▲ただ、ある程度の蓄えがあるか、フリーランスで仕事ができるってのがいい。あと、奥さんが田舎暮らしを同意するかしないか。そこのハードルはあるよね。