過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

山奥の「保育ママ」のところに預けに行く

いつもの保育所がしばらく休みなので、片道20分かけて、山奥の「保育ママ」のSさんのところにあかりを預けに行っている。

保育ママ」というのは、市に認定・登録された保育士などが自宅等で保育する制度だ。 こうした山間部には、保育所がないので、保育ママ制度があるわけだ。

移動のクルマの中では、むすんでひらいて……、手をたたきましょうタンタンタン……小山に雨が降りまして……と童謡を一緒に歌っている。そうこうしているちに、到着。

途中の熊切川では、釣り人がけっこういる。鮎が釣れるのだと思う。せっかくの山里に暮らしながら、釣りをしたことはまだない。秋になったら、投網をやってみるとしよう。

さてまた、午後には迎えに行くことになる。帰りには、あかりは、そのままクルマの中で眠ってしまう。

稲も実ってきた。もうすぐ9月。秋風が吹く。子どもは日々育つ。親は日々つかれがたまってゆくが、後には引けない一日、一日の人生を生きる。