過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

おばあちゃんたちとの立ち話

朝のランの散歩では、地元のお年寄りとの出会いがある。なかには挨拶しても、知らん顔している愛想の悪いおやじもいるけどね。おばあちゃんたちは、みんなやさしい。きょうは秋祭りのための神社の草取りをした帰りだという。この方たちは、みなさん80代。ぼくはだいたい、おばあちゃんたちと。こうしてよく立ち話をする。

病気になって動けなくなったらどうしよう、子どもの世話にはなりたくないし、年金だけで大丈夫かしら。お葬式はお金がかかる。山奥の空き家になっている在所をどうしようか。お茶畑をだれかにやってもらいたい。◯◯さんは、こないだ救急車で運ばれた。……など、そんな話ばかりだけど。

でも、そうは言っても、みなさん明るい。笑いがある。こうして近所の人たちとの井戸端会議があるのは、とってもいいね。女性たちのコミュニケーション力はすごい。いっぽうじいさんたちはというと、わりと偏屈でおしゃべりをしない人が多いけどね。