過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2015-09-01から1日間の記事一覧

雨音を聴きながら、自分の心をたずねてみましたか

雨音を聞くといつも思い出される。それは、ぼくの心のお師匠さんのはなし▲その方は、毎月18日になると、庵で一人ひとりに出あって声をかけてくだ さる。ときには大勢の方が訪れると、深夜になってしまうこともたびたび。けれども、いくら深夜になっても、一…

〈急ぐ〉ことと〈速い〉ことについて

〈急ぐ〉ことと〈速い〉ことについて考えてみた▲スピード感のある人とのやりとりは、心地よい。仕事の速い人とは、一緒にやっていて気持ちがいい▲急 いでいる人とのやりとりは疲れる。そうして、自分が急いでいる時、相手にプレッシャーを与えている。相手は…

ちかくの空き家探訪

ブルーベリー園の近くに、空き家が2軒。見に行ってみた。ひとつの家(2枚目の写真)は草ぼうぼう。窓はアルミサッシで、なんとか住めそう。屋根は補修が必要かな▲もう一つの家(3枚目、4枚目の写真)は、すばらしい。そのまま住める。ぼくが越してきて住み…

山の中腹から赤土を運んで炭焼窯に

真夏の頃、除草剤を使わない田んぼには、すごい勢いで雑草が生えていた。炎天下では仕事ができないので、毎朝、5時から1時間半、4名で草取りを続けていた。休まずに2ヶ月連続だった。いまはもう収穫を待つばかりなので、週一の作業だけ▲収穫時期は、もち…

この煩わしいこと、邪魔なことこそ、じつは自分の人生そのもの

やらなくちゃいけないことが、あれもこれも山ほどある▲片付かない。おわらない。こんなときにかぎって、なんて手間のかかるんだ。これがなかったらラクでいいのになあ。なんとかならんかなあ、そんなものが多い。まあしかし、この煩わしいこと、邪魔なことこ…

備えあれば憂いなしという生き方で見失うもの

朝から雨が降り続く。田んぼも畑も心配。水が引かなければ根腐れする。日が当たらなければ穂が実らない▲〈備え〉をしなくちゃいけない。とはいうものの、大自然のながれはどうしようもない。仕方ない。おまかせである。ぼくたちの生き方というのは、〈備え〉…