過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

日蓮墨筆を読む」のシリーズ ZOOM楽座

ZOOM楽座で「日蓮墨筆を読む」のシリーズを行います。
第一回は、4月8日(土)14時〜16時
講師は、私の長年の親友、犀角独歩さん。これまで1,000件もの日蓮墨跡を抽出して深掘りしている。
参加ご自由。途中入退室可。顔出しも自由。匿名での参加も可。参加費無料。
参加する場合は、下記サイトをクリック
https://us06web.zoom.us/j/4568526263
日蓮の真蹟の墨跡の一部を画像で見ながら、読み込んでいく。日蓮その人の墨書なので、その勢い、息遣い、掠れ具合など、じつに味わい深い。「日蓮がたましひを すみにそめながしてかきて候ぞ」(経王御前御返事)
②闊達で自由な筆使いが味わい深い。たった一節でも、人柄が偲ばれる。このときはどういう時代で(たとえば、佐渡流罪中、身延の草庵とか)、どんな弟子に対しての手紙だろうか、など。
③その教義についても突っ込んだ論議に入っていく。この一節は、こういう法門のため書かれているのか。どういう位置づけになるか、など。
日蓮の遺文には、「真筆」「真筆はあったが紛失。消失して写本だけ残る」「後世の偽書」「真義未決」のものなど、いろいろある。書誌学的な見方も学んでいく。
日蓮の生き方、人柄、時代背景、後世に与えた影響など、自由に論議していくことになる。
講師:犀角独歩(さいかく・どっぽ)。本名 岩立盛郷(いわたちせいごう) 一九五五年、熱烈な創価学会 員を両親に東京に生まれる。三十五歳のとき、創価学会を脱会し大石寺に移る。宗務院教学部・内事部『大日蓮』編集室嘱託。四十歳で棄教。脱会者支援を始め、日本脱カルト研究会入会、元会報編集長、元理事。 日蓮宗現代宗教研究所等で執筆。日蓮の実像を追及。いまは主に『宗教問題』に執筆。