過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ここを武道場にしようか


介護施設は閉じる方向にした。
じゃあ施設はどうする?
子どもの遊び場として開放することにした。

施設図書館を軸にした多世代交流広場という方向が一つ。子どもも大人もお年寄りも、だれでも自由に読書できる空間に。

月に一度は、親子の集い。みんなで料理してみんなで食べて、お喋りと遊びの場をつくる。

で、ひとつひらめいたのは、ここを道場にすること。

子どもには柔道とか、合気道とか、空手がいいなあ。礼節も学ぶ。指導者がいないときには、ただ取っ組み合い、走り回るだけでも楽しい。ヨーガ道場にもなる。

こないだ、柔道4段のお母さん(内田さん)がきてくれた。4つのお子さんは、柔道をしっかりやっていて、安定感がすごい。ずっしりと重量感。将来の世界チャンピオンになるかと思うほど。本人は「しっかり修行します」と言っていた。

そうだ、ここを武道場にしたらいい。
それには、板の間じゃむつかしい。柔道の畳がほしい。しかし、新品は1枚3万円くらいする。敷き詰めるのに100万円くらいかかる。

で、リサイクル品を検索したら、あった。32枚で2万7千円だ。しかも浜松。

いま打診中だが、在庫があり、軽トラで運べれば、うちの施設にこの32畳を敷く。ここが、さのまま武道場になる。
施設図書館も可能、廊下のほうに本棚をズラッと並べればいい。

畳が手に入れば、ぼくはいつもゴロゴロしてストレッチ、坐禅、ヨーガ、フェルデンクライスメソッドなど、心身の気づきの場にしていく。

マインドフルネス(ヴィパッサナー)の道場、マントラ禅の道場、リトリートの場にもなりうるかもしれない。