過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ドラム缶風呂の再開

山里に暮らすなら、温泉のあるところがいい。温泉があれば疲れが取れる。心身の健康にいい。人との交流にもいい。

だが、ここ春野町は過疎の山里だが、温泉がない。まことに残念。
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これまで工夫して露天風呂(薪焚き)にしていたが、やはり物足りない。そこでふたたび、ドラム缶風呂とした。ドラム缶といってもステンレスの缶だ。

ドラム缶風呂は温まり方が全く違う。底のほうからじんわり。芯からあたたまる。湯冷めしない。

ドラム缶風呂の炉だと、薪を燃やすのは難しくない。太い木でも簡単に燃やせる。よく燃える。炎の迫力が薪窯とは違う。
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炎を眺めているだけでも、しあわせだ。千変万化する炎の動き。炭になってじんわり燃えるのも味わい深い。美しい。炎の瞑想ができる。

天空を見上げると、オリオンがちょうど真上にあった。中央に三つ星が並んでいる。天の川もよく見えた。

温泉がなくても、ドラム缶風呂に毎日入ることができれば、まさに極楽と。