過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

久米仙人のはなし

空中を飛行していた久米仙人。下界を眺めていい気分。
おや、川で女が洗濯している。
お、若い女だ。川で洗濯している。白いふくらはぎが美しい。
……と、その途端。通力を失って地上に落下してしまった。

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インドを旅していると、イスラムの強い州がある。そこの地域に入った途端、全身、真っ黒なチャドルの女性ばかりとなる。暑くて気の毒だなあと思った。

何しろ全身真っ黒なローブで覆っ覆っていて、目しか出していない。でも、足元は裸足にサンダル。

その白い足のくるぶしを見ただけで、ドキッとしたことがある。久米仙人の気持ちがわかる。まあ、そんなものかな。
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インドによっては、強烈なイスラム社会もある。そこはこうしたチャドルを着ている女性ばかり。
でも、となりの州は、ヒンドゥーの社会で、そんなスタイルはほとんどいない。
で、旅をしていると、インド人の一家と向い合せ。奥さんは、黒いチャドルを着ている。
列車がその町を出てしばらくすると、チャドルをぱっと脱いでしまって、涼しそうなスタイルに。
ああ、あつくてうっとおしかったわぁ、たまらんわぁ、という表情をしていた。