過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

きょうから、デイサービスの事業継承のための、見習いに入る。

きょうから、デイサービスの事業継承のための、見習いに入る。

8時前に出社。まずは利用者さんの迎えにクルマでいく。
この人は足が悪いから踏み台を用意、この人はひとり暮らしなので、エアコンのスイッチを切ってあげる、この人は入浴の日のカバンとそうでない日のカバンと間違えないように、と。ひとりひとり、ちがう。

みんな感謝して笑顔で待っていてくれる。家族総出で迎えてくれるところもある。
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施設についたら、バイタルチェック。女性が入浴介助。こちらは、いろいろな会話のリード役。

戦争体験、艦砲射撃、防空壕、学徒動員、戦後のたけのこ生活(筍の皮を剥ぐように着物を食料と交換していく暮らし)などの話で盛り上がる。

もと町長さんには、「一年かけて自分史作りましょう。ぼくが聞き役で書いていきますから」という提案をした。

これらの時間の合間を見て、あかりの幼稚園の迎えと保育所へのおくり、そして迎え。
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みなさん、70〜90代。要支援度、要介護度、それぞれちがう。耳が遠い方とのやり取りは、ちとたいへん。明日は、幼稚園児がどっと慰問に来る。

厚労省への事務処理、ケアマネさんへの報告書類、そろそろ寿命のきそうな機械のチェック(炊飯器、冷蔵庫、掃除機、衣類の乾燥機など)など。

まあ、一ヶ月もやればほぼ引き継ぎは、大丈夫と思う。開業申請もまだ完成していないので、あと少し。スポットで手伝ってくれる人(ホールの世話、キッチン、入浴介助、送迎)のあたりもつけなくちゃ。とにかく具体的・実践的に生きることになる。

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