過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

あかりは、手が痛い痛いと泣き叫んでいる

あかりは、手が痛い痛いと泣き叫んでいる。昨夜、おとーちゃんとぼくの手を引っ張った。その手がつるっと滑って前のめりに倒れた。

そのとき、腕か手首を捻挫したみたい。それで大泣き。しばらくしたら、痛みもとれる。痛いの痛いの飛んでけー。飛んでけー。しかし、なんどやっても、収まらない。じゃあ、お風呂入ろう。温めた。すこし落ち着いた。でも、また泣き叫ぶ。

まあ、眠たいのと痛みが混線して、機嫌が悪いのだろう。おかあちゃんが寝かしつけたら、おとなしくなる。でも、朝方、目が覚めたら、痛いよ痛いよとまた泣き叫ぶ。

どうもこれは尋常ではない。骨のヒビとか、靭帯が伸びたとか。じゃあ、病院だ。レントゲンのある病院、形成外科。しかし、ここからクルマで片道1時間余はかかる。待ち時間、診察、精算、クスリなど、一日仕事だな。

まてよ、その前にいつも整体と気の流れを見てくれているN先生に、電話で聞いてみよう。いつも気持ちよくアドバイスしてくれる。

まずは、痛みの部位の特定から。肩を動かしてみて? あ、だいじょうぶそう。次は肘、あ、だいじょうぶそう。では、手首かも。あ、痛いと泣く? じゃあ手首だね。部位は特定された。

次に指は動く? あ、動く。骨折はしていないね。ねじりや脱臼かもしれない。痛みが起きた時の状況をきくと、たぶん、靱帯が伸びたん(過伸展)だね。

突き指などは、腫れやむくみが出るけど、この場合は、腫れなどは出ない。しかし、炎症は起きているので、里芋湿布とごま油がいい。だけど、かゆみが出ることがある。なので、お守り程度に、豆腐パスタがいいかもしれない。

自然治癒を待つんだね。3〜4日したら痛みはひくよ。その間、なにか動かそうとすると痛みが出て、泣くと思う。心配なら、レントゲンを取ってみる。朝、痛いのは冷えによるものだね。

ということで、安心した。いま泣き叫ぶのはなくなった。落ち着いてきた。