過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ビワの葉温灸。ヨモギを乾燥して、揉んでモグサに。

ひとつなにか行うと、そのことが縁でまた次の企画が浮かぶ。で、それを実行していくということになっていく。がん患者の集いで講話をさせてもらったところ、来月は、民間療法のワザをお伝えするということになった。

ぼくは専門家じゃないし、医療についてはよく知らない。けれども、いろいろと試してはきている。そんなワザが役に立つのなら、ありがたいこと。

で、なにを伝えるかというと。ビワの葉温灸。ヨモギを乾燥して、揉んでモグサにすること。人参などをスライスして、その上にモグサをのせた隔物灸など。

それがメインだけど、そのほかに紹介できるのは、石を温めてツボに乗せる温石療法。塩とヨモギを混ぜて、レンジで熱して、体を温める方法。アイロン(コテ)をつかったツボの温め方。湯たんぽ療法。

まあ、深刻にやるわけじゃない。医療でもない。いろいろ試してみて、自分の体に効きそう、気持ちがいい、これはラクだということを、体感してもらおうということだ。

場所はお寺。びわの葉療法の発祥地である金地院に参拝して、読経と、庭でしばしの瞑想。それから、長楽寺に移動して、美しい庭を見ながらのワークショップとなる。真誉さんに護摩を焚いていただこうかと思っている。不動真言を腹の底からお唱えするのもいい。