これは、マコモダケという。マコモ(真菰)の根元にできる肥大した茎だ。マコモはイネ科で、河川や湖沼の水辺に群生する。水質浄化に役に立つといわれる。
百古里(すがり)で古代米を不耕起栽培している池谷さんから、この春に株分けしてもらった。田んぼの中で稲と一緒に栽培した。ぐんぐんと成長して。2メートル以上にもなった。
中華料理の高級食材で、とてもおいしい。油で炒めていただいた。クセがほとんどなく、柔らかい筍のような歯ざわり。ほのかな甘味、かすかにとうもろこしのような香り。来年には、マコモをさらに増やしていきたい。