過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

お米を一俵いただいた

この方、83歳。いつもすてきな笑顔で、お会いするたびにとても心地よい。そうして、みごとな身のこなし。跳ぶように山の中を移動する姿は、おそれいる。阿多古和紙という紙漉きをされている唯一の方、大城忠治さんだ。

お米を一俵わけていだいた。田んぼは手植え、刈った稲はハザ掛けをして日に干したもの。この方が作ったお米なら、さぞやおいしかろう。お土産にと、大根、ナス、カボチャ、ネギ、白菜、ゴボウなど山ほどいただいた。柿をもっていけと、高い屋根まで登って、採ってくださった。