過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

さて、トラクターの始動だ

農機具は、一年に一度つかうので、やり方を忘れてしまう。トラクター、脱穀機、稲刈り機、田植え機など。

大豆を植えるために畑を耕さなくちゃいけない。それで、トラクターの出番。だがエンジンがかからない。バッテリーの力不足かと思ってAmazonに手配した。

2日でバッテリーが届いたものの、さあ、どうやって交換したらいいか。うわあ、わかりにくい。暑くて面倒だ。

ラクターの前面パネルを開けるためには、ビスを外す。ああたらこうたら。わかっている人には至極簡単なんだけれど、ぼくにはまったく暗中模索。
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それで、ひとつひとつ、動作を細かく分解して、まさにマインドフルネスでやることにした。

インパクトドライバーを持つ、ビスの穴に当てる、スイッチを入れる、振動に気づく。パネルを外す。バッテリーを取り出す。重たさを感じる。新しいバッテリーを箱から取り出す。交換する。

その動作を一つ一つ、細かに身体の動きに集中しながらやっていく。イライラした気持ちとか、西日があたって暑い暑いとか、重いとか、感情に気づく。
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それでも動かない。ううむ。どうしようか。
あ、思い出した。アクセルレバーを引かないと、エンジンがかからないのだ。それで、やっと動き出した。

なあんだ、そうしたらバッテリーの問題じゃなくて、アクセルレバーを引くことを忘れていただけだったか。それと、クラッチがうまく働かない。さて、どうするか。まあ、とにかく明日、畑を耕すことになる。