過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「外来種」たち

いま施設にたくさん飾っているのがこのコスモスのように黄色い花。オオキンケイギクというらしい。あちこちの山道に盛んに咲いている。
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これは、「外来種」。「外来種」というのは、もともとその地域にいなかったのに、人為的に他の地域から入ってきた生物。 生態系や経済に重大な影響を与えるので、嫌われる。しかし、愛らしいので親しみを感じてる。
かんがえてみれば、「外来種」といえば、ほとんどが外来種ばかり。そもそもお米だって外来種だったろう。
菊なんかもそうだし。セイヨウタンポポもそうだ。
生きものだと、アメリカザリガニ、セイヨウミツバチ、ブラックバス、たくさん。
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アワダチソウなどは、いかにも外来種という雰囲気だった。
40年以上も前のこと、アワダチソウが、たくさん繁茂している時、不気味で異様に感じた。
アワダチソウは、毒を出して(アレロパシー)、他を排撃して進展していったという。ススキなどは、敗退してしていった。ところが、その毒が自らも破壊することになって、アワダチソウ自らが衰退する羽目に。
やがて、日本の風景にあうようになってきた。いまでは、ススキとよく共存している。

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