過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

一冊目は「白川静 常用字解」(平凡社)

ブックカバーバトンのリレーが来た。きょうから7日間、ブックカバーのその内容を少し紹介することになっている。
一冊目は「白川静 常用字解」(平凡社
甲骨文字から、殷・周時代の青銅器の銘文などの過程で、いかにして漢字が成立していったのか。甲骨文字があらわす原型の文字など、とても興味深い。
たとえば「明」という漢字は、日と月であり、太陽と月の明るさと思っていたら、そうではない。甲骨文字では、窓に月が現れることを表している。すなわち、かそけき明るさであり、神の訪れである、と。
そんなところを探求していくのが、楽しい辞典。

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