ひとり出版。電子書籍(Kindle)による出版を検討している。
電子書籍の利用者は少しずつ増えてきている。買い方は簡、Amazonからワンクリック。Kindleのアプリがあれば、スマートホン、パソコン、専用の電子書籍リーダーを使って読むことができる。
このマーケットのメリットは、Amazonで販売できる。著名な著者や大きな出版社と同格に並ぶ。在庫をもつ必要はない。代金回収の手間は必要ない。こういう本を出しているという実績となる(中身はともあれ)。
大きな魅力は、印税(ロイヤリティ)が高いこと。通常、出版社から出すと印税は低下の8〜10%。4%なんていう出版社もある。Kindleの場合、35〜70%の印税となる。
たとえば、1,000円の低下なら350円〜700円のロイヤリティ。150円で売っても印税は、105円ということだ。あくまで、売れればの話だが……。
印刷も製本もないのだから、初期費用も手間もかからない。原稿作成とデザインとキンドル用のデータ変換のみ(こられはすこしワザがいる)Amazonストアの審査が通れば48 時間以内で出品か可能。そして買う人は、ワンクリックしてダウンロードすればいい。
だが、「本はやはり紙がいい」という人は多い。ぼくもそうだ。そうしうときは、Amazonのオン・デマンド出版という道がある。初期費用は5千円以下で出せる。定価も自分で決められる。在庫をもつ必要はない。Amazonにオーダーすれば、その時点で印刷製本されて、24時間以内に届けられる。
ページあたり2.5円の印刷製本の経費はかかる。ただし、個人ではAmazonと取引はできないので、専門の業者を介する。そこの販売手数料が40%程度。ということで、著者に対する印税は、10〜17%くらいか。
いろいろ組み合わせたらいい。いろいろな選択の幅をもっておく。たとえば、Kindleとオンデマンド出版、あるいは書籍による出版も。そうして、販促はFacebookやTwitter、さらにはYouTubeなどで配信と。
このあたり、まとめて事業化する道を検討してみたい。ま、その前に、自分の書きためた本を、Kindleで出していこうかと思う。