過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

こんな方が近くにおられると、ほんとうに助かるんだがなあ

友人のTさんがあそびにきてくれた。この方はハートのある方で、いつもゆったり柔和だ。語りあっていると心が落ち着いてくる。

論争や競い合い、おれはこれだけ知っている、こんなことをしてきたんだ、どうだ!(オトコたちはそれが多い。ぼくもそうだ)、というものがない。

あかりも喜んで、Tさんの手を引いて「あそぼう」とおもちゃ置き場に連れて行く。

その場で即座に工夫してものを作る達人。糸電話、ヨーヨーをつくってくれた。こんな方が近くにおられると、ほんとうに助かるんだがなあ。

50年台、60年台というのは、地域で子育てをしたのだと思う。他人の子でも叱ったり、おもりをしたりしていた。

そして、なにしろ子どもがたくさんいた、子供同士、遊びの中でいろいろな知識、ワザ、礼節、人間関係の力を身につけていく。そして、みまもる地域の人たち、お年寄り、長老と。

ところでTさんには、来月、名古屋から知的障害者40名のスタディツアーの主催をするんだけれど、そのサポートをお願いした。引佐の森で散策、野外炊飯。体育館でマンダラアートを描くという企画。今年で3回目。