過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

朝だ、起きよう、いやだ!

寒いので起きるのがつらい。
あかりを起こさなくちゃ。

朝だ、起きよう。
朝だ、起きよう、いやだ!(あかり)
朝だ、お日さま、散歩いこう。
朝だ、お日さま、散歩いこう、いやだ!(あかり)
朝だ、起きよう、みかん食べよう。

          • シーン(あかり、しばらく無言。考えているみたい)

突然。
みかんたべゆー、たべゆーと、ガバッと起き出す。

「朝だ、お日さま、起きよう」という文節を、繰り返すことができるようになる。それを目的語にして、イヤだといえるようになっている。

いやだと言いつづけていても、突然、かわる。
いくー。おさんぽー。おきゆー。とデジタル的にシフトする。

そうなったら、父ちゃんは即対応しなくちゃいけない。言ってみただけなのに……というのは、許されない。