過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

神社・寺カフェのツメの作業に難航中

パンフレットのツメの作業。これだけたくさんのお寺と神社があって、それぞれ個別の企画なので、混乱してくる。自分で勝手に決めるワケにはいかない。提案して相手に連絡して確認する。そこに手間どる。それにしても、必ずどこかまちがえてしまう。

いろいろ細かいことでエネルギーつかう。たとえば、「秋葉山奥の院」でいこうとすすめていた。くくりは、神仏習合。が、そうなると秋葉神社からクレームが入るかもしれない。

では、秋葉寺奥の院でいこうか。そうなると、曹洞宗の管轄。では、本末でいうと、本寺の可睡齋と里坊の千光寺との確認は。住職の許可は。みたいなことをツメなくちゃいけないとか。

この背景には、明治の神仏分離の問題がある。秋葉寺は、神仏分離令でまったく破壊されてしまって、本尊が可睡齋というお寺に。お寺が潰されて、あらたに秋葉神社が建てられたという経緯がある。そのあたりも含めて、紹介していこうとしている。

西浦田楽の神事がある場所は、西浦観音堂。神事だから、神道のくくりでいきますか。いや、観音堂だから、仏教。では、宗派は? それがない。では、神仏習合というくくりでいきましょうか、みたいなこともある。

以上ようなことも含めて30近いお寺と神社の紹介文、企画などを、この10日くらいでやるというところに、えらい無理があるんだけど。しかしまあ、明日、ほぼ完成の見込み。